ごあいさつ

このたびは、成光プランニングのホームページをご覧いただきありがとうございます。あなたをお待ちしていました。
弊社は住宅をつくっている会社です。
ここでは私の建築に対する思いを簡単に書きます。ご理解いただければ幸いです。
長年建築に携わってきました。現在は3人の母であり、主婦でもあります。
子どものころから新聞に折り込まれている住宅のチラシを眺めては、私ならこんな家やインテリアにするなぁと妄想?に近い落書きをよく描いていました。自分の部屋の家具の移動や模様替えもひらめきがあればやっていた子どもでした。
建築を芸大の建築学科で学びました。勝手なイメージでしたが、工学部の理系的な構造や高層ビルといったハードなかたちづくりより、よりデザインに近い建築を学びたいと思い、芸大を選びました。
入ってわかったことは、どこも同じことを学ぶという事です(笑)ただ芸大には音楽家や画家、デザイナー、たくさんのアーティストがいました。環境が芸術にあふれていました。模型やデッサン、課題も盛りだくさん、たくさんの建築家が教授として教えてくださり、たくさんの刺激があり、私ならこうしたいという思いは少しずつですが形成されていく時期でした。
阪神大震災が在学中におきました。神戸の大学と提携をとり、ボランティアで倒壊度調査として一軒一軒あたりました。いくらやっても膨大な量です。途方にくれました。しかし目の前には絶望と悲しみがあり、とにかくできることをしなくてはその思いで歩き回りました。当時建築家の下でアルバイトをしていました。震災発生時にはお客様に連絡を取り、まずはブルーシートを配って雨露を防ぐように走り回っている姿をみて、私も誠実にお客様、住宅とかかわっていきたい、その思いが強くなりました。
建築事務所、工務店、介護住宅改修の設計を経て、夫が分譲住宅、注文住宅を自社で長年つくっていてともに携わり、子育てをしながら現在に至りました。あっという間でした。子どもを育て、感じたことは、生まれた当時と大きくなった今では、すまいの暮らし方、使い方、心構えとでもいいましょうか、住み手の気持ちが変化していくという事です。あたりまえかもしれませんが、今だからこそ気づくことがたくさんあります。そんな気づきをお客様にアドバイスをして、役にたてていただけたらと思っています。こどもの頃も今も、私ならこうしたい!!この想いはずっと変わりません。その想いで立ち上げました。

家づくりとはひとりひとりの幸せづくりと考えています。
家は家族の住まうところです。家族の成長していく姿、歩んでいく過程がそこで育っていきます。家と共に住む人に豊かな人生を送ってほしい、そのステージとして私たちのつくった家があったらいいな、なんて思い描いています。
私らしい家ってなんだろう?やりたいこと、実現させたいことってなんだろう?
家づくりをはじめようと思ったとき、ぼんやりと形はあってもはっきりしません。デザイン、予算、法律上の規制、家をつくるにあたり、様々な疑問や問題・課題につきあたります。

私たちはそれらを解決するすべを持っています。

ひとつひとつ、パズルのピースをていねいに組み立て、あなたの想うかたちの実現をお手伝いさせてください。
家づくりのこたえはひとつではありません。
お客様に喜んでいただきたい。その想い一心で、一歩一歩前進してまいります。

代表取締役　奈村 雅子